リリーの英語勉強法⑤~初心者でも出来る英語総合力を伸ばすヒント3選!

みなさん、こんにちは!リリーです。さて、英語勉強法シリーズもいよいよ最後になりました。最後のテーマは「英語総合力をいかにして伸ばすか」です。ちょっとやそっとでは崩れない屈強な英語力を身につけるには、聴く・読む・話す・書くの基本4技能に加え、底力なる総合力が必要です。今回はシリーズのまとめとして、この総合力についてご紹介したいと思います。

「英語」に対する姿勢を正す

私たちは、時に英語を一生懸命勉強するあまり、大切なことを見失ってしまうことがあります。英会話学校に通い始めた社会人は、自分の英語力のなさを申し訳なく思い、ソーリー、ソーリーと繰り返すばかりで、コミュニケーションの大切さを忘れていたりします。実は私も初級・中級・上級でこんな歪んだ英語観を持ってしまっていました。

〈初級〉

ほとんど何も聞き取れず、自分の言いたい事も英語で言えなかった時期です。折角、ネイティヴスピーカーと会話する機会があっても、“Sorry, my English is bad”とばかり繰り返していました。
当時の私は、言い訳のようにこの台詞を繰り返していましたが「そんなことないよ」って言った方が良いのかな、と相手に気を遣わせてしまっていただけだったと思います。
実はこの言葉は、最も言ってはいけない言葉のひとつ。なぜなら“Sorry, my English is bad”とは「だからあなたとは話をしない」というコミュニケーションを遮断するネガティヴワードだからです。

〈中級〉

ある程度無理をすれば言いたいことが言えるようになったレベルです。無理をすれば、というのは「英語を話す時に完全に別人格になる」ということです。
例えば、私は本当は静かな図書館のような場所が好きで、カラオケなどは友人に声をかけられれば行くけど普段はあんまり…と言いたい場合でも、それを表現する英語力がなく“Do you like to go karaoke?”とネイティヴスピーカーに聞かれれば、“Of course! I love karaoke!”などと無理をして言っていました。その場の英語について行くのに精一杯で、きちんと自分を表現出来ていませんでした。

〈上級〉

かなり自由に、自分のことを英語で表現できるレベルです。この頃はわざと難しい表現やマニアックなスラングばかり使って、自分の知識をひけらかすような英会話をする傾向があります。英語は、世界中の人が使う言語ですので、価値観としては難しい英語表現よりもシンプルで誰にでも伝わるスッキリした英語表現の方が好まれます。しかし、当時の私はそれに気づくことができませんでした。
こちらの動画でも、英語学習者が持ってしまいがちな間違った英語観について見ることができます。https://youtu.be/iSQnXM8FvsU

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リフレーズ力は最大の武器

英会話をしているとどうしても「言いたいけど言えない」という場面に出くわすと思います。そこで活躍するのが言い換え力。言い換え力を付ければ、英会話の自由度が上がります。コツを書きますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 どんどん言い換えよう

例えば「そこに答え載ってないんじゃない?」と言いたい時。
I don’t think answers are not on there. がナチュラルな表現ですが、なかなか一瞬では出てこないですよね。そんな時はシンプルに、I think you don’t find answers there. と言いましょう。
これが難しければ、You don’t find answers there. これも難しければ、No answers there. でもOKです。一番上の文章のように無生物主語の表現は日本語にないためなかなか瞬時に出てきません。主語→動詞→詳細という形に直してあげると英語で表現しやすくなります。それでも難しければ伝えたいことを並べましょう。むしろ一番下はネイティヴが普段使っている会話の形態に一番近いかも知れません。

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ネイティヴスピーカーに少しでも近づける英語力を

英語でテレビや動画が理解できるというのは、ネイティヴスピーカーに近い語彙力や英語の理解力があるということです。コツコツも参考書などで力を付けて、集大成として英語でテレビやを観る、というのも良いですが、私は敢えて逆の順番で、英語を習得しました。つまり、英語でテレビや動画を理解したい気持ちを原動力に、英語力を培ったのです。私が観て効果のあった動画をいくつか紹介しますね。

 お勧め動画

Eigo with Luke https://youtu.be/m4trnahurS8
イギリスと日本のハーフのLukeさんによる英語講座。動画でも学習できますがウェブサイトでもかなり為になる英語表現を紹介しています。それをまとめた書籍も販売されています。

What would you do? https://youtu.be/Ko2EOhH8qYI
人間の心理をありのまま伝えるアメリカの社会派番組。「店内で白人が黒人を差別していたらどうする?」「子どもが店にライターを買いに来たらどうする?」「目の前でベビーシッターが子供を虐待していたらどうする?」など「あなたならどうする?」をテーマに作られた番組。添付した動画は「お父さんがお手伝いさんと浮気していたらどうする?」です。

Monique show https://youtu.be/h18TTy4GLeU
アメリカのトークショー番組。黒人英語や黒人文化に触れることが出来る番組です。司会のモニークさんの明るいキャラクターが素敵です。

やはり英語のネイティヴスピーカーたちの文化に触れるのは、とても大事なことだと思います。日本にいる人々にとって、生きた英語に触れられるのがこのテレビや動画なのです。是非一度、観て下さいね。

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まとめ

では、今回のまとめです。
1. 姿勢を正して英語学習に取り組もう
2. 言い換え力が大切!
3. テレビや動画を英語で観てみよう!

 ローマは一日にして成らず

英語の総合力は身体のインナーマッスルのようなものです。これが鍛えられると、どんなピンチも底力で乗り越えることができます!
まずは、失敗を恐れず、何でも英語で言い換えてみる。そして、違う言い方は無いかな?と広げて調べてみます。このように勉強を続けていると、外国人との会話の中でふっと活用できる場面に遭遇することがあります。自分から使ってみたい英語にあわせて話題をふってもいいかもしれません。
何がともあれ、英語学習で1番大切なことは楽しみながら長く続けることだと思います!
私の5回の英語勉強法シリーズを読んで頂き、ありがとうございました!
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