22日に行われたロシアW杯グループリーグE組第2節のブラジル対コスタリカ戦。前半戦、両チームとも積極的にゴールを攻めていきますが決定機をなかなかものにできず。それでも前半33分にPA内左でネイマールがジャンカルロ・ゴンサレスに手を使って倒されPKを取得。しかし主審が今大会導入のVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)で確認をとってみるとネイマールの大げさな演技だったことが発覚。一転してPKが取り消しとなるなど波乱の前半戦となりました。試合は後半アディショナルタイムになるまで0-0の同点。
後半もアディショナルタイムまで両者ともにボールがネットを揺らすことはありませんでした。選手たちもだんだん焦りとイライラで会場の雰囲気は異様なものに。イライラして敵のメンバーとこぜりあうシーンや、ネイマールがボールを地面に投げつけるシーンなども見られました。ついに試合が動いたのは後半のアディショナルタイム。ブラジルのMFコウチーニョがゴールを決めると、さらにカウンターからPA内右のブラジルのダグラス・コスタが右足で折り返し、フリーで走りこんだネイマールが左足で素早くプッシュ。2点目を奪いコスタリカに2-0で勝利となりました。
張りつめていた緊張の糸が緩んだのかネイマールは試合後号泣。エースにかけられる期待は私たちが想像するよりも大きいのでしょう。今大会初のゴールとなった彼は芝生に崩れ落ち大号泣していました。試合後ネイマールは自身のインスタグラムを更新しあの時の涙の理由について「苦しい時を克服してようやく勝利することができた。だからこそ涙が出てきたんだ。ここまでの道のりは決して簡単なものではなかった。だけど僕にとっての夢は続く」と語りました。
ブラジルは27日にセルビアと対戦予定です。
コメントを残す