人生を変えたインド!実体験を紹介します!

こんにちは、Cocoと申します。28歳の女性でカナダ・トロントでワーキングホリデー中。現在カナダ生活3か月目になります。私は一人旅が好きで、学生時代から時間を見つけては一人旅を楽しんでいます。実は私は、大学3年生のときに約半年インドを一人で旅したことがきっかけで、価値観や将来に対しての考えがガラッと変わるという経験をしました。今回は自身の経験を元に、インドを半年旅して変わったことについてご紹介します。

世界にはさまざまな価値観・考え方があるということ

 日本生まれの私がインドへ飛び込んだら

日本で生まれ育ち、海外留学経験もなく、海外旅行といえば韓国しか行ったことがなかった21歳女子がいきなりインドに飛び込むとどうなるか。まず、日本での経験を通じて構築してきた価値観が崩壊しました。それと同時に、正しいと言われている価値観や物事に対する考え方は一つじゃないんだということにも気が付きました。

インドに着いて一番最初に衝撃を受けたできごとが、ゴミについて。ニューデリーの旅人が集まるエリアに滞在していて、チャイというミルクティーの屋台で休憩していたときのこと。飲み終わったあとの紙コップをゴミ箱に捨て帰ろうとしたら、近くにいたインド人がわざわざゴミ箱から私の捨てた紙コップを取り出して床に投げ捨てました。そしてそのインド人がわたしに向かって一言。

「ゴミはゴミ掃除する人が捨てるんだ。彼らの仕事を奪わないでくれ」

 私の「当たり前」は当たり前ではない

これにはびっくりしました。

インドには古くからカースト制度があり、先祖代々同じ職業して生きていくという習慣があります。現在、カースト制度はなくなりましたが、今だに根付いているのが現状です日本人の感覚からすると、自分が飲み終えた紙コップは自分でゴミ箱に捨てるというのが常識ですよね。でも、インド人からすると掃除する人の仕事を奪うことになるので、床にポイ捨てすることが常識なんです。

このように、日本の常識が世界の常識ではないということに気が付き、世界にはさまざまな価値観や考え方があるんだということを、インド滞在中に何度も感じました。

女性の一人旅でも怖くない!?メキシコへの海外旅行!

2018.05.04

将来の道が定まった

 インドに行って変わったこと

インドを旅しているとさまざまな人に出会います。特に、個性的で自分をしっかり持ってる人にたくさん出会い、彼らに出会ったおかげで、私自身も自分をしっかりと持つことができるようになりました。

インドに着いたばかりの頃は、会う人会う人がちゃんと目的を持ってインドに来ている人ばかりで、みんな口をそろえて「自分の仕事が好き、仕事と遊びの境目がわからない」と言っていました。

20代の日本人写真家、30代のインド在住日本人カフェオーナー、20代の日本人インド舞踊家、30代の日本人ヨガインストラクター、30代のウクライナ人アクセサリー作家、30代の韓国人ビジネスマン、30代のドイツ人ノマドワーカーなど、あげたらキリがないくらい沢山の人から影響を受けました。

自分の人生を心の底から楽しんでいる彼らの話を聞いていくうちに「人生の目的ってなんだろう?」と深く考えるようになりました。そして、人生を心の底から楽しんでいる彼らのように、将来は好きなことを仕事にしようと決めたのもこの頃です。

インドでは導かれるようにヨガの聖地といわれているインド北部の街を訪れ、合計2か月半滞在しました。さらに、南インドのヨガのアシュラムにも滞在し、振り返ればインドではヨガばかり行い、いつのまにかヨガを本格的に学びたいと思うようになりました。そして、日本に帰国し大学卒業後にはヨガインストラクターになり、気がついたら本当に好きな事を仕事にしていました。インドで出会った人たちのおかげで、好きな事を仕事にする決意ができたのだと思います。

ベルギーの言語は面白い!公用語は?英語は通じるの?

2018.05.10

旅人のあいだで呼ばれる国といわれているインド

もし呼ばれたなら、迷わず飛び込んでみよう。

「インドには行くべき時期がある。その時期はインドが決める」という、三島由紀夫の有名なことばがあります。私は実際にインドに行こうとしたのは4回で、航空券まで購入していた時もありますが、結局行けたのは1回のみでした。

でもこの旅で、人生が変わったと言っても過言ではないです。もしインドに呼ばれたからには、きっと何か体験しないといけないこと、経験しないといけないことがあるんだと思います。インドに呼ばれてるかも?と感じたら、怖がらずに飛び込んでみよう!きっと何かがあなたを待ってるかも。

   

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA