世界60か国を旅してきました、スポーツ好きの20代女性です。スポーツが好きと言っても、20年間水泳を経験し、その他トライアスロン、マラソンなど主に体1つあればできるスポーツが得意で、ボール系は苦手。。。野球、ホッケー、バスケ、ラグビー、テニス。。何度聞いてもルールでさえいまいちよく覚えられません。共感頂ける方、結構いますでしょうか?そんなボール系スポーツ完全素人の私でも、楽しめた世界のスポーツ観戦といえば、ということで、今回はサッカーについてご紹介します。
メキシコ
私はメキシコの友人の元に1か月滞在していたので、3回スタジアムに連れて行ってもらいました。。普段サッカーに興味がない私が何度も行きたくなった理由はこれです。
チケットの安さ
一般席であれば、1000円以下でチケットを購入できてしまうのがメキシコ。スポーツ観戦は意外とお財布にダメージを与えるときがありますが、旅のバジェットが限られているときも、メキシコのサッカーなら大丈夫。価値のある1000円です。
生ビール
ビールは普段好きではないのですが、ここで飲んだメキシコを代表する生のコロナビールを飲んだ時は感動しました。スタジアムの雰囲気と、このビールがなんて素晴らしいマッチングなのか。少しずつまわる酔いと、スタジアムの段々と盛り上がるこの熱気はどこでも味わったことのない高揚感でした。
比較的女性がいる
サッカーが好きなのは男性に多いですね。もちろん女性でプレーされる方、観戦好きな方たくさんいらっしゃいますが、一般的にはやはりまだまだ男性が圧倒的。そんな中、メキシコで観戦した時は比較的女性が多かったのを覚えています。あまり男性ばかりだと、怖い感じを受けますが、その点では少し仲間がいるような気がして居心地の良さもありました。
イギリス
留学で1年間滞在したイギリスですが、スタジアムへ行ったのは2回ほど。メキシコの方がおもしろいかな。
フーリガン
フーリガンという、熱狂的を通り越したサッカーファン発祥の地がこのイギリスです。確かに、それらしき人たちいましたね。私が行ったときは、大きな騒ぎもなく、ある程度騒いで、叫んで、まあ常識的に楽しんでいたとは思います。でも、警察もしっかり配備されて、際どい試合のときはこの体の大きい男たちが暴れだすんだろうなあ、と想像するとかなり恐ろしいものがありました。気を付けてください。
北国の人の盛り上がり
これは言葉で説明しにくいのですが、メキシコやイタリア人はラテン人ですよね。でもイギリス人はゲルマン系の方が多い。盛り上がると言えば、もちろん盛り上がりますが、なんか、盛り上がり方が違う?!陽気感があまりなくて、とにかくビールを飲みまくって、汚い言葉を吐いて、大きな声で応援歌を歌いまくるというか。。サッカーはどこへ行ってもそんな雰囲気なのですが、とにかく盛り上がりの雰囲気の何かが違うので、これは言葉では伝わりにくいのでぜひ行って感じ取って来てほしい部分です。
イタリア
サッカーの聖地のひとつ、イタリア。サッカー好きは行きたがりますが、私は1度でいいかな。でもこれはイタリアのいいところ。
有名選手が見られる
さすがサッカーといえば何億円も動くイタリア。有名どころの選手がたくさんいます。私は2008年頃に見に行ったのですが、ブラジル出身のカカがACミランに所属していた時代でしたので、プレーを観ることができました。特に多くの有名選手を知っているわけでも、得意プレーを知っているわけでもありませんが、ニュースで聞いたことのある名前の選手を観られるのは、イタリアならではのいい経験かもしれません。
男ばかり
イタリアの男性はサッカーにクレイジーな人が圧倒的です。特に日曜日の午後になると、テレビに食いついて離れない男性たちをたくさん見ます。それに呆れている女性たち。この対照的な男女関係が典型的なイタリアかもしれません。スタジアムに行くと、男、男、男。もちろん女性はいますが、この時ばかりは、初めて女で良かったと思える瞬間、それがトイレです。トイレの行列は男性の方のみで女性がガラガラ。あとは、イタリア人のイケメンを一気に見られるし、色んな面でアジア人女性として注目を浴びる、というのが良くも悪くもあります。試合で興奮しているのでアドレナリンいっぱいの男性たち。必ず人目のつく場所にいるようにするなど、危険な目に合わないようにだけは気を付けましょう。
雰囲気を楽しむこと
ご存じの通り、サッカーは世界一人気と言っても良いくらいのスポーツです。でも、あまり興味がない、ルールのわからない人にとっては、ただ観てもつまらない。そこで、もし旅の間に行く機会があれば、ルールがわからなくても、スタジアムにいること自体を楽しめる試合に出会えることが、旅に一つスパイスを加えるポイントになるかと思います。ぜひ、上記のおすすめ3か国、試してみてください!
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