グアテマラの日常生活~日本では想像できない田舎の住居や食事

中米に位置するグアテマラ、この国ではどんな生活が送られているのでしょうか?グアテマラは同じ国でも首都と田舎ではライフスタイルや生活水準が大きく違います。今日はそんな私が住んでいるグアテマラの日常生活について紹介します。

田舎の住居

グアテマラの首都の名称を知っていますか?多くの人が知らないと思いますが、首都名はグアテマラシティです。
そんな首都グアテマラシティには、大きなビルやショッピングモールがあります。日本にあるスターバックスやケンタッキーフライドチキンなどのお店もあり、グアテマラシティならば日本とさほど変わらない生活ができるかもしれませんが、グアテマラの田舎は日本人では想像できない生活が繰り広げられています。

 グアテマラの田舎

首都の生活についてはさておき、今回は私の住んでいるグアテマラのある田舎町についてお伝えします。まず住居事情についてです。もちろん色々なタイプの家があります。それぞれの人々の経済状況によって大幅に変わります。
ある程度のお金を持っている人達はオートロック付きのとても整った家に住んでいる場合もあります。このようなお金持ちはブロック塀の土台工事もきちんとされているある程度頑丈な造りの家に住んでいます。また、お金持ちの家にはクーラーもついていたりします。

 雨風に耐えられない家!?

一方、貧しい人が住んでいる木で作られた家もあります。木で作られていると言っても日本の家のように整った丸太で造られているのではありません。もちろん家によってさまざまですが、木の板を集めてきて、それを針金で止めて家の壁にしているという場合もあります。木の板ですから大きさも形もバラバラだったりします。
そんな家なので雨が降ると、家の中に雨が吹き込んでくるわけです。雨と風が一緒に来たら大変です。家の中に雨が吹き込んでくる場合もあります。その場合どうするのでしょうか?部屋の中でビニールをかぶったり、タオルをかぶったりして対処します。

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1つの家に何人で住んでいるのか?

グアテマラでは、もちろん家族によって違いはありますが、1つの小さな家に10人から15人が住んでいます。例えば、おじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さん、子供、そしていとこ、おばさん、おじさん、こんな風に親戚が共に住んでいます。

 出稼ぎで夫がいないことも多い

一人親でたくさんの子供を育てているシングルマザーもいます。田舎では特に仕事が見つかりにくいという傾向があり、夫は家族を養うために外国に行き単身赴任をしているケースが多いです。かなりの数のお父さんたちが外国で働くという選択をしています。
地元でも仕事は存在するのですが、給料がとても低く家族を養うまで稼ぐことが難しいという場合が少なくありません。それゆえ、賃金の高い外国で働くという選択をする人も多く存在するのです。

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日常の食事

日本では米が主食ですね。グアテマラの主食はトルティーヤです。トルティーヤとはトウモロコシから作られた薄いパンのようなものです。

 トウモロコシが豊富

グアテマラにはたくさんのトウモロコシ畑があります。ここの田舎町でも大量のトウモロコシを収穫する事ができ、基本的には一年中収穫することができます。道を歩いているとしょっちゅうトウモロコシ畑を目にします。そのくらいどこでも収穫できます。

 豆もよく食べる

また、グアテマラでは毎回の食事で豆を食べる習慣があります。日本でいうあずきを毎回食べます。砂糖を入れずに調理するので、甘くないあずきというわけです。それをトルティーヤと一緒に食べます。この基本的な料理以外には、チーズや卵焼きも一緒に食べることがあります。

 今でも薪が使われる!?

家庭によって違いますが、ガス台を持っている家庭もあれば、ガス台を持たず今でも薪を使っている人たちもいます。薪を買わずに自分で山にいき薪を拾い、担いで持って帰ってくる人もいます。とても重労働です。重い薪を肩に乗せて運んでいる様子を想像してみてください。
大変そう… と思うかもしれませんが現地の人にとってはそれが当たり前。生まれた時からそのようにして生きてきているので苦に思うことは少ないようです。

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1度は来てください!

グアテマラの日常生活の一部分を紹介させて頂きました。グアテマラはまだまだ発展途上国ですが、都会であればある程度のインフラが整っています。しかし、田舎は貧富の差も激しく、お金がない方の暮らしは日本人の常識では考えられないことがたくさんあります。

そんなグアテマラですが、興味をもった方はぜひ1度遊びに来てください!

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