国際結婚・恋愛
AngelDr
国際結婚!相手の言語を使って生活する場合のメリットとデメリットとは
国際結婚をすれば、どうしてもどちらかが違う言語を話さなければならなくなります。日本語話せる外国人より英語などの多言語を話せる日本人の方が多いため、日本人が外国人と結婚する場合は日本人が違う言語を話さなければならなくなるケースが多いのではないでしょうか。
日本人が結婚する外国人の国籍の中でも3本の指に入る国がアメリカです。アメリカ人と結婚する日本人は多くが英語を話せるのではないでしょうか。ここでは、このように国際結婚をして相手の言語を使って生活することになった場合のメリットとデメリットを紹介していきます。
1.相手の言語を使って生活するメリット
相手の家族や友人とも話ができる
何といっても、相手の言語を使って生活するという事は相手の家族や友人と話ができるということです。例えば、結婚相手が中国人で共通言語が英語だと、中国語が話せないがゆえに結婚相手の家族や友人が英語を話せない限り彼らとのコミュニケーションが取れなくなってしまいます。しかし、相手の言語が話せるという事は相手の家族や友人とも話ができ、孤立することがありません。
もちろん、その言語を母国語としている人間と多言語としている人間との間にはコミュニケーションによる誤解などが生じてしまうこともあるでしょう。しかし、かろうじて話ができるため、萎縮する必要がありません。
言語の勉強になる
国際結婚をすることになり、初めて相手の言語を勉強し始めてその言語を相手との共通言語とする人はあまりいないのではないでしょうか。例えば、アメリカ人と結婚するならばもともと英語を勉強していて、それでその恋人と出会い、結婚するパターンが多いでしょう。
そうなると、もともとその言語を勉強していたということになりますから、その国の人と結婚することで言語の勉強になります。さらにその国で生活をすれば、日本では経験できないようなことが経験できるため、さらに視野が深まるといえます。
2.相手の言語を使って生活するデメリット
同レベルで話せない不平等感
その一方で、結婚生活が長くなればあまり気にしなくなるものでもありますが、特に結婚してすぐは同レベルの言語が話せない不平等感を感じてしまう人もいるのではないでしょうか。どれだけ英語が話せたとしても、例えば夫婦喧嘩をしたときにどうレベルで言い合えるかと言われれば、ちょっと自信がない人もいるかもしれません。
だからこそ、相手から言いくるめられてしまったときに言い返せず、「なんだか悔しい」と感じてしまう人もいるでしょう。このようなときには、相手にも「自分は他言語で努力をしている」ということを理解してもらう必要があります。確かに夫婦は対等ですが、言語能力に差がある場合はそれを理解してもらわなければ辛いですよね。
言語を教えられて上下関係が生じる
夫婦の中には、言語を教え合っている人たちもいるのではないでしょうか。しかし、例えば「英語を共通語としている夫婦で、日本人の奥さんがアメリカ人の旦那さんに日本語を教えている」などということであれば問題ありませんが、「アメリカ人の旦那さんが日本人の奥さんに英語を教えている」などという場合、上下関係が生じてしまうリスクもゼロではありません。
物事を誰かに教える場合、そこにはすでに「教える側」と「教えられる側」の上下関係があります。さらに、夫婦で片方の母国語を使っているのであれば、どうしてもその母国語を使っている人の方が立場が強くなってしまうこともあり、その人が言語を「教える側」に立つとさらに強い立場となってしまい、そこから上下関係が生じてしまうのです。また、間違えるたびに指摘されると嫌になってしまい、逆にその言語が話せなくなる危険もあります。
もちろん、言語を教え合いながら良い関係を維持しているカップルも多いですが、夫婦の相性や性格、やり方によっては、ここから夫婦仲に亀裂が入ってしまうこともありますので、「夫婦の間で言語を教える」ということには繊細な注意が必要です。
相手への理解が何よりも必要
特に結婚してすぐは、どうしても意見が合わなくて嫌になってしまうこともあるでしょう。そんな時に、「言いたい事はあるのに言語がわからなくて言えない」「自分のことを主張したいのにわかってもらえない」というのは大きなストレスになります。そんな時、相手から「彼/彼女は言いたいことを言わない」なんて言われてしまったら悲しいですよね
もしも相手が「自分は違う言語でがんばっている」ということを理解してくれていないのであれば、その部分はわかってほしいと主張する必要があります。また、結婚生活が長くなるにつれて、コミュニケーションもきちんと取れるようになります。最初は「言語が話せない」などと思ったとしても、そのうち慣れていきますので心配いりません。
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