こんにちは!今回は総合的なリスニング力を上げるためのトレーニング法をご紹介します。TOEICリスニングで点数を取るには、根本的なリスニング力を鍛えるのが一番です。少しでもリスニング問題で点数を稼げるように、ぜひ参考にしてみてください!
練習法を変えて同じ文章を繰り返し練習する
用意するものは英文のスクリプトと音源のCD。次のサイクルでひたすらその文章を口に出して練習していきましょう。
英文と日本語訳を読んで意味を大まかに理解する
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スクリプトを黙読しながら音源を聴く
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CDなしで英文を口に出して読む
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CDをかけてシャドーイング(CDより少し遅れて読む)する
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CDをかけてオーバーラッピング(CDとおなじタイミングで読む)
どれくらいやれば良いの?
これを文章を変えて1日1サイクルこなしていきます。同じ文章は少なくとも5回は繰り返しましょう。同じ文章を練習法を変えて繰り返し練習することで、飽きずに同じ文章を練習することが出来ます。練習する文章はTOEIC関連のものでも、そうでないものでも構いません。
口に出して身体で音を覚えることによって耳のリスニング力も劇的に改善しますよ!
耳で聴いたものを口に出す
何と言ってもリスニング力で大事なのはどんな力にも頼らず、耳で聴いた音声をどれだけ脳で処理できるかということです。私たちはリスニングをするときに、どうしても目でスクリプトを見ながらとか、映像を観て状況を理解しながら内容を理解しようとしてしまいます。純粋に音だけ聴いて理解しようとする練習を私達は意外とあまりしていないのです。
おすすめの方法は?
そこでおすすめなのはスクリプトも何も見ない状態で、耳で英語を聴いてそれを口に出してみる練習法です。これが思ったよりも難しく最初はほとんど口に出すことが出来ないと思います。しかしこの練習を繰り返すことによって、他の器官に頼らない耳だけの力を訓練することが出来ます。
この練習方法のポイント
口に出して見てから自分がどれだけ理解できていたか確認してみましょう。ポイントはじぶんが楽に理解できるレベルの単語の英語を聴くことです。この練習法の目的はあくまで耳の力を上げること。新しい単語を覚えることではありませんので、英文はやさしめのものを選んでください。
洋楽で楽しくトレーニング
トレーニングに疲れてしまった時は洋楽を聴いてリスニング力を上げましょう。気に入った歌を見つけて歌ってみると、リスニングだけでなくスピーキングの練習にもなりますよ!
私が実際に聴いて練習しやすかったのはshania twain です。彼女のup! という曲は日本でもCMに起用されていたので聴いたことがある人も多いかもしれません。アメリカ人の彼女の歌の特徴は歌詞が前向きでシンプルなこと。カントリーミュージックの人気歌手で、メロディもキャッチーなものが多いです。
おすすめ楽曲一覧
Shania twain/ up!
(出典:youtube)
またバンド系ではmagic! もおすすめです。彼らはカナダ人のレゲエグループでrudeという曲はYouTubeで13億回以上再生された世界的な人気曲です。歌詞も短く繰り返しが多いので歌いやすかったです。
Magic!/ rude
(出典:youtube)
最後に紹介するのはclean banditというイギリスのオーケストラバンドです。実は彼らの大ヒット曲のミュージックビデオは東京で撮影されています。イギリス人の日本人のイメージってこんなものなんだ…という新鮮な驚きもありましたし、イギリスなまりの英語を聴くことが出来る良い機会でした。
Clean bandit/ rather be
(出典:youtube)
洋楽勉強法の長所は?
TOEICとは直接関係ありませんが洋楽の勉強は、英語の底力を上げることが出来る楽しい勉強法です。また、英語の国の文化を知ることが出来るのでTOEICの先の英語が見える、という利点もあります。堅苦しい英文に疲れてしまった時は洋楽を聴きながら英語力を鍛えてみるのも良いと思います。
まとめ
1. 練習法を変えて同じ英文を何回も聴く
2. 耳で聴いて口に出す
3. 洋楽を聴いて英語の底力をあげよう
リスニング力は楽しくトレーニングすることも可能です。ぜひ自分なりの方法を探してみて下さいね。
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