イタリア人の彼と付き合って約3年が経ちます。彼とは、遠距離恋愛を乗り越えて、半年前から海外で同棲しているのですが、一緒に住みだしたらこんな生活が待っていました。。。もちろん私の彼の場合です。
やりたいことしかやらない
赤ちゃんと同じ
基本的にやりたいことしかやらない赤ちゃんのような存在です。リーダーシップがある彼なので、これをやろう、あれをやろうと色々と提案してくれるのはいいのですが、何かをした後に、後始末は完全に私任せ。一番楽しい部分は俺やったから、あとはよろしく~とははっきり言わないのですが、毎回何かをするたび最後の掃除のときにどこかへ行ったり、次に新しいことをしたり。イタリアではママ文化でママになんでもやってもらうようなので、成長してもそのまま変わらないようです。本当に困っています。
家事は料理以外しない
なので、家で家事はほとんどしません。彼はシェフですし、私は全く料理をしないので、さすがに作ってくれますが、料理は作るけど、後片付け、皿洗い、使った調味料の蓋を閉めて棚に戻す、このプロセスは全く触ろうとしないんですね。洗濯から床掃除、トイレの掃除もすべて私任せ。私が何度やってほしいと言っても、イタリア人らしくごまかしてずっとやる気がない。だからといって放っておくと、家は汚くて住める状態ではないんですね。
寝るだけ寝て、起きたら超ハイテンション
陽気のオン
これはイタリア人らしい一面だと思います。彼は寝起きが悪く、変に起こすとそのあと何時間も膨れ顔でいるので、あまり無理に起こさないようにしているのですが、それでもあまりに起きてくるのが遅い時があるんですね。だからどれだけ、ぐーたらしているのかと思ったら、目覚めた瞬間から超ハイテンション!イタリアの音楽を流しながら、歌いだしたり、踊ったり、オンとオフの差が激しいです。ほっとけば1日中何か話してますし、おもしろかった話なら同じ話でも何度も話したがります。ほとんどの時間とてもイタリア人らしく陽気です。これをうざいと思えば、それまでだし、気にせず楽しめるのならば、それでいいし、イタリア人と接するときはとにかく気にしないことが一番です。
怒りのオン
オンとオフの時間の中で、オンのときには怒りのオンももちろんあります。イタリア人男性はよく冗談半分にでも罵る言葉を使うのですが、怒ったときにはもう怒涛の罵りの言葉が止まりません。怒ったときはちゃんと表情にも表すし、言葉でもしっかり伝える文化なので、彼を怒らせたらもう止まりません。。。
友人への紹介
なんでもYES
彼がイタリアにいる兄弟や友人に電話することがあるのですが、初めて私を紹介するときに、日本人、というと、相手はおー日本人か、いいな、なんでもYESって言ってやってくれるんだろう、っていう回答が返ってくるんです。半分冗談半分真剣に。確かに欧米の女性に比べれば、何かと文句を言わずにやってしまっている自分がいるような気がして悔しいのですが、それでもやはりそういう印象を持たれて甘く見られているんだなぁ、と実感します。
日本人女性らしさ
日本人女性として、誇りに思う部分とそうやって甘く見られて悔しい部分と、海外に住んでいると、毎日のように気づかされます。日本人だから、すごく正確にやってるね、とか、日本人はしっかりしてるね、私、じゃなくて日本人って言葉が必ずかかってくるのは、海外でしかないですし、特に彼が異なる国籍だと常に意識させられるのかもしれません。
相手の文化に影響される
彼と住んでから、暮らしがガラッと変化しました。1人で住んでいた頃は自分の好きなことをして、自分の時間があって、でもその分寂しかったり、つまらないと思う時間があったり。それに対して、常に彼がいる空間は騒がしくもあり、イタリア語が飛び交い、イタリアの音楽の流れ、大分彼の文化に影響を受けて日々過ごしていると思います。それをストレスと思うか、楽しめるか、自分次第ですが、国籍の異なる人と暮らすのは悪くないかもしれません。
コメントを残す