ドイツのクリスマスマーケットを知っているでしょうか。ドイツはこのクリスマスマーケット発祥の地であり、アドベントの時期はとても賑わいます。ここではドイツのクリスマスマーケットについて詳しく紹介していきます。
様々なお店が並ぶ
様々な食べ物がある!
ドイツのクリスマスマーケットには、食べ物のお店や雑貨のお店が立ち並びます。食べ物のお店という意味ではたこ焼きやお好み焼きなどを得る花火大会などと似ているかもしれません。しかし、どの店舗にも特徴があり、似たような食べ物ではなく、それぞれ違った食べ物を売っている傾向があります。
そういえば、さすがドイツですからソーセージなども多くの種類がありますし、じゃがいもを細長く切って小麦粉と混ぜ合わせ、パンケーキのように焼いたフリッターも人気です。3枚の分厚いフリッターに様々なソースをつけていただきます。
雑貨のお店も本当に可愛らしい
同様に立ち並んでいる雑貨のお店も本当にかわいらしいです。キャンドルを売っているお店や髪飾りを売っているお店、木でできた人形を売っているお店もありますし、ベルトなど革製品を売っているお店もあります。
値段がそこまで高くないという特徴もあります。ドイツは比較的物価が安く、本よりも買い物しやすいかもしれません。私が住んでいるベルギーは物価が高いですが、ドイツで買い物をすればベルギーの3分の2ほどの値段で買い物ができてしまうため、雑貨なども魅力的です。また、クリスマスマーケットだから高い、などということもありませんし、仮にまとまったものを購入すれば値引きしてもらえることもあります。
グリューワインやビールが楽しめる
ドイツといえばグリューワイン
ドイツのクリスマスというと、グリューワインを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。確かに、ドイツのクリスマスマーケットではグリューワインを楽しむ人をたくさん見かけます。
お店によってグリューワインも異なります。例えば、ラズベリーのグリューワインもありますし、スウェーデンなど北欧のグリューワインも楽しめます。ラズベリーのグリューワインは一般的なグリューワインよりも甘さが控えめな感じがしました。また、北欧のグリューワインはより煙の香りがして、とてもおいしかったです。
値段はグラス込み
実は、ドイツのクリスマスマーケットで購入するグリューワインやビールの値段はグラス込みになっています。というのは、クリスマスマーケットでビールやグリューワインを購入すると、今年のクリスマス用に作られた特別なグラスやカップに入れてもらえるのです!
そしてこのグラスやカップはコレクターズアイテムでもあり、気に入った、集めている、などということであれば持ち帰ることができます。また、特に関心はない、同じものを持っている、などということであれば返却することでグラスやカップの値段を返してもらえます。
これはとても効率的なやり方だと思います。というのは、グリューワインやビールを紙コップに入れて提供すれば風情がなくなってしまいますし、多くの人がクリスマスマーケットを楽しんでいますから、店の人にしてみればどのカップが返ってきたかなどといちいち計算している時間がありません。そのため、お客さんが喜びそうな可愛らしいカップを作り、記念に持ち帰ってもらう、入らなければ返却してもらうことで代金を返す、というのは効率的なやり方だと思うのです。
クリスマスマーケットはあちこちで開催されている
クリスマスマーケットは本当にあちこちで開催されています。少し足を伸ばしたら他のクリスマスマーケットを見つけたということも多く、場所によって売られている雑貨なども異なりますからとても楽しいですよ。
もしも冬場にヨーロッパに行くのであれば、ぜひドイツのクリスマスマーケットを訪ねてみてください。西ヨーロッパではクリスマスマーケットが開かれていますが、本場のドイツだからこそ、伝統を大切にしたクリスマスが楽しめます。
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