温泉。それは、多くの日本人が日々の疲れを癒す場所。海外に住む私は、家にバスタブがないので温泉には月に1度でもいいから浸かりたいたなぁ、ゆっくりしたいなぁ、と思うわけです。海外を旅して、数々の温泉に入ってきました。アイスランド、ニュージーランド、インドネシア。。。火山帯に位置する国ですね。日本とはちょっと違うけど、効能のあるお湯であることは確か。。。だけどやっぱり日本式の温泉に入りたい!ということで、現在在住のタイ・バンコクで日本式温泉に行ってみました!
お風呂に入るまで
まずはネット検索
「バンコク 温泉」と日本語で検索すると大体ヒットするのは、2つの日本式温泉。「レッツ・リラックス」は、入浴料約2300円の高級温泉。そこで私は、もう一つの比較的お手頃で大人気の「湯の森温泉&スパ」へ行ってみることに。まだまだ発展途上のタイで温泉。。。お湯は清潔なのか、日本人以外の国籍の人は日本人のように公衆浴場に入れるのか、入浴システムはどうなっているのか。色々不安と期待と・・・。
到着すると
家からバスを乗り継いで、到着すると、なんと高級ゾーンの入り口にあるではないですか。周りは、ハーレダビッドソンの店舗やおしゃれなカフェが並び、駐車場に止められた車は高級車だらけです。外観はとてもおしゃれ!日本に来たかのようにいきなりリラックス感を与えてくれる、木や植物などの自然をメインにした作りです。建物に入ると受付があるので、そこで入館料を支払います。入浴料は約1300円。物価は1/3のタイで、かなり高級ですね。そして、すぐ横の靴置き場で、靴管理人がいて番号で管理されているので、靴が盗まれる心配はありません。館内をスリッパで歩くところも日本に近づけた発想です。お風呂への入口は、当然男女分かれていて、そこで浴衣、バスタオル、ロッカーのカギ、そして。。。紙下着がもらえる。胸とおしりと、ビキニのイメージです。こんなの着て温泉入るなんて、なんだか裸で入るのに慣れている方にとっては逆にちょっと抵抗感ありありというか落ち着かない。でも、浴衣は柄が選べて、結構かわいいので、女性としては、嬉しいですね。
日本を感じる!
いざお風呂場へ
入った瞬間に思うことは、タイにしてはよくできていることですね。値段も値段なので、期待も大きいですが、シャワーエリアも日本と変わらず、シャンプー、コンディショナー、ボディソープが完備されており、スペースも十分確保されています。そして、お風呂は大浴場があって、水風呂やジャグジー、そしてミストサウナ、露店風呂があって、インテリアも日本並みに大変落ち着く仕上がり。露店風呂の屋根だけはタイらしく、トタン屋根。。。なぜここだけ、トタンになってしまったのか謎ですが、それでもタイでこれだけのものが味わえるのは日本人として大変嬉しいことです。ちなみに、みなさんちゃんと紙下着をつけている。。つけていなくても怒られることはないので、落ち着かない方は本場同様外しても大丈夫です。
ファンになる
浴衣もあるし、せっかく来たから一度あがって休んでから、もう一度お風呂に入ることに。お腹もすいたので、休憩スペースは後にして、まずはレストランへ。すばらしい!雰囲気はとても明るくてここも大変落ち着きます。メニューは日本食があり、刺身どんぶりやおでん、飲み物は温泉には付き物の瓶の牛乳や生ビール、ちゃんと風呂上がりにほしいものがそろっています。タイでは日本食は高級食なので、大体日本で食べるくらいに高いのですが、ここはお値段もお手頃。そして味がその値段にしてはイケている。心もお腹も満たされて、一瞬でファンになってしまいました。外の休憩スペースは、柔らかいソファと日本らしく竹で飾られた中庭のようなところでゆっくりできます。エアコンが効きすぎだけど毛布とソファがある中の休憩スペースでは、床はたたみでテレビはNHKとすっかり日本に帰ったかと錯覚を起こしそうなくらいです。暑くて喧騒のバンコクへ繰り出すくらいなら閉館までずっと居たいくらいです。
評価高し
すでにお気付きと思いますが、私はすっかりバンコクの温泉にはまってしまいました。タイの物価でいうとちょっと高いですが、疲れたとき、日本に癒されたいときは少しでもいいから時間を過ごしたい場所です。これだけ、ゆっくりできるのも、偽物っぽい日本、というのが少なく本物感があるからだと思います。さらに清潔感があって、安心して利用できますので、バンコクへお立ち寄りの際はぜひタイの日本を感じて癒されてくださいね。
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