さてTOEIC攻略法シリーズもいよいよ最終回になりました。今回は全てのテクニックの総まとめとして受験日の注意点についてまとめたいと思います。どんなに一生懸命英語を勉強しても当日のルールに従えず点数が無効になってしまったらもったいないですよね。しっかりおさらいして当日に力を発揮できるようにしましょう!
当日のテスト直前にやったおいた方が良い事
テスト前はとにかく英語を聴いて脳を英語に慣らしてください!ポイントは全てを聴き取ろうと神経を張るのでなく、リラックスして流し聞き出来るものを選ぶ事です。
耳を慣らす
私は家→会場はTOEICと関係ない英語のニュース音源を聴いて、会場についてからはTOEICリスニングの過去問を聴いていました。試験の当日から全て聴き取ろうと神経を集中させ過ぎると脳が疲れてしまいますので、英語を耳に慣らすぐらいの軽い気持ちで聴いてください。
単語の確認
リーディング対策として当日出来ることは単語の確認です。すでに完璧に覚えている単語をもう一度見直すのも良いのですが、私は直前には前日までの勉強で覚えきれなかったあやふやな単語に目を通すことをおすすめします。
前日までにマスター出来なかったということは、少なくとも長期記憶には残っていないということです。しかし重要なのは目の前のテストで1点でも多くの点をもぎ取ることです!逆に言えば点数が取れれば次の日忘れてしまっても、取り敢えずOKということ。直前に目を通した単語を短期記憶に留めておけば、もしかしたらその単語があなたの数点アップに貢献してくれるかも知れません!
TOEICの見直しのために試験の前日にあやふやな単語をピックアップしておくと良いでしょう。最後まで諦めないことが大切です。
テストの概要
TOEICテストは全部で7パート。Part 1からPart 4までがリスニングでPart 5からPart 7がリーディングです。リスニングとリーディングともに100問ですがリスニングは45分間、リーディングは75分間で解かなければいけません。
リスニングのパート2とリーディングのパート6は選択肢(A)(B)(C)の3択から正しいものを選びます。それ以外は選択肢が4つになり、答えをひとつ選ぶ問題になります。
事前準備
解答は全てマークシートなので先がある程度丸まったマークシートしやすい鉛筆を用意してください。また消しゴムもあまり先が広くないピンポイントで消せる消しゴムがおすすめです。また会場が寒い場合もありますので羽織るものを一枚持っていると寒さに惑わされることがありません。
テスト中に気をつけたいこと
少しでも高い点数を取るためにいくつかの注意点があるのでご紹介しますね。
マークシートの仕方
試験中は時間との戦いです。時間が足りずに最後まで解けなかったということは誰にでも当たり前に起こりうることを覚えておきましょう。そこで工夫したいのがマークシートの仕方。私が発見した一番早いマークシートの仕方は「縁をなぞって、中を3回のジグザグでなぞる」です。鉛筆の芯の太さにもよりますが、この方法のポイントはリズムです。「くるっジーグーザグ」「くるっジーグーザグ」とリズムに乗ってマークするのを心がけると「まだ塗り足りないんじゃないか…?」と悩むことも少なくなります。人間は一定のリズムに従った方が精神が安定して集中力が高まるという説があります。自分の中のリズムをテスト中に作れると良いと思います。
時間のない時の問題の進め方
Part 7で時間が足りず何問も適当にマークしてしまった経験のある人は多いと思います。TOEICで時間が足りなくなるのは当たり前のこと。ではその時間が足りない中でどのように点数を取っていったら良いのでしょうか?
私のおすすめは、自分のペースで読んで解答するのはテスト終了の15分前まで。最後の15分は終わっていない問題をサラっと読んでマークシートを埋めたり、マークのズレがないかなどを確認する時間に使いましょう。
最後の最後までじっくり読んで何問かを捨てるよりも、余裕をもって終了15分前までにある程度解いて、最後の15分は「ささいな失敗で点数を落とさない」ことに力を注ぎましょう。マークがズレていたり、間違えたマークをしていたりしたら全ての努力が無駄になってしまいます。
まとめ
1. テストの直前にやっておきたいこと
2. テストの概要は事前に掴んでおこう
3. テスト中に気をつけたいこと
以上になります。長いシリーズの間お読みいただきありがとうございました。あなたのTOEICテストの点数が少しでも上がれば幸いです。点数アップのためにこれからも頑張ってください!陰ながら応援しています。
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