私は、アメリカで日系企業に勤めている、50代のシングル女性です。アメリカに移住してから22年になります。現在は13年間の結婚生活に終止符を打ちシングル生活を楽しんでいます。アメリカに来るきっかけは、日本で知り合ったアメリカ人男性との結婚がきっかけでした。
今までにお付き合いした外国人の方は、5人全てアメリカ人男性。日本で、住んでいたのが、横浜という場所柄アメリカ軍関の方との出会いが容易だったこともあり、外国人との二度の結婚、離婚を経て、現在に至っています。ここでは、失敗しないにはどうすればいいか私の経験が参考になればと思います。
国際恋愛・結婚に語学力は必至！
語学力の問題
今までに出会った事の無い異国の男性はとても魅力的で、接し方も日本人男性には無いやさしさに触れて、つい言われるがままになってしまいがち。ましてや、言葉も良く分からない。適当に分からなくても、うなづいていればどうにかなるは、とても危険で相手に利用される可能性大。
外国人と付き合うには語学力はとても大事で、相手との対等を求めるならまずは、語学力を身につける事が先決です。結婚には相手に全てをまかせるのはとても危険。言葉の壁はお互いのすれ違いを生む要素にもなりかねません。それ程語学力は重要なのです。しかし、反面理解できるからこその衝突になる可能性もあります。結論から言うと、中途半端な語学量は上手くいかずいっそのこと何も分からない方がいいのでは？と最近回りのカップルを見ると思います。
宗教の問題
昨今、日本人は余り宗教に関しては、関心が無いと言われていますが、国が違えば事結婚に関しては、時に重要になる場合があります。恋愛中は気にする事も無かった些細なくい違いでも、いざ結婚になると、話が違ってきます。宗教がらみのしきたりや生活習慣の違い、これは努力だけではどうしようもない。結婚を考えているなら宗教のことも踏まえて考えた方がいいと思います。私は教会に毎週日曜日に行く羽目になり、日曜の朝が苦でたまりませんでした。しかし、いやとも言えず、相手の両親の家から出る1年の間、我慢するしかなかったのです。
結婚は2人だけでするものではない
家族
日本人同士でも結婚は、恋愛の時と違って、家族の理解が重要になりますが、もちろん国際結婚においても重要になります。私自身のケースですと、結婚前に相手の家族との交流がほぼ無い状況での結婚だった為、いざアメリカで相手の家族と会いそこでの状況を見た際、絶句に近い心境だった事を思い出します。
日本に居るときは、彼の母親が度々お金の要求をしてくる事を感じてはいたのですが、さほど気にしておらず、たまたまなのかな、と思っていたのですが、実際アメリカで一緒に住んでみると彼の母は経済的に息子に頼っていたのです。
やれ車を買いたいから頭金を出してくれとか、食費は一切出してくれずその事を言うと、彼女の兄弟などに私の悪口を言いふらすなど、彼女はシングルマザーで経済的にも、精神的にも誰かに頼る事しか出来ない人でした。結婚をするなら相手の経済状況は必ず確認した方が結婚も上手くいくと経験から感じています。
そんなこともあり、日本への帰国を考えた事もありました。他国へお嫁に行く際は相手の家族の事も良く理解した方がいいと思います。
忍耐と寛容
結婚は国に関係なく忍耐と寛容ではないでしょうか。２度の結婚、離婚を経て思うことはあの時我慢してれば、もっと寛容になっていれば、離婚は無かったのかも。と言うのも、お互いの不満がある時、私の性格上言わないで、言葉を飲み込む事が出来ず、回りに頼る家族もいないことを理由にして、相手を攻める事でストレスを解消していたと思います。
私は決して国際結婚の成功者ではない
結婚する前は、また結婚した後も、語学が堪能で、仕事もバリバリ自立した強い女性が国際結婚には向いていると思っていました。しかし、2度の結婚、離婚をへて思ったことは、けして強い女性が外国人との恋愛、結婚が上手くいくとは限らないと思い始めています。
逆に甘え上手で、仕事もしておらず、頼るのは旦那さんだけ、そんな女性が結婚を長続きさせている様な気がします。なぜなら、旦那さんが、彼女の事を捨てられないからと聞いたことがあります。私の経験はあくまでアメリカでの結婚に関することで、日本での国際結婚はまた、違ってくるのではないでしょうか。
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