6月14日に開幕するロシアW杯。いよいよ開幕前の盛り上げりもピークになってきましたが、このほどブラジル代表が10日オーストリア代表と国際親善試合を行い3-0で勝利しました。ブラジルはここ2年間完全に無敗。2年前の2016年6月にコパ・アメリカのグループステージでペルーに敗れたのはもはや遠い記憶ですね。ブラジル代表は準備万端でW杯に臨みます。
ブラジルは言わずと知れたサッカー大国。FIFAW杯では21大会全てに出場を果たしており、単独最多となる5度の優勝を経験。ペレやジーコ、ネイマールなどのスーパーヒーローを生みました。そもそもブラジルはどうしてあんなにサッカーが強いのでしょうか?その理由の一つにブラジル人は子どもの頃からサッカーに親しんでいるということがあります。ブラジル人の子どもにとってサッカーは生活とは切り離せない大事な遊び。裸足でサッカーをすることも多く子どもの頃からサッカーの感覚が鍛えられるのです。
さらにブラジルはサンバの国。サンバはリズムが複雑で難しくこの身体に染み付いたリズムがサッカーのフェイントなどにも生かされています。またブラジルでは貧しい家庭も多くサッカー選手になることは貧困から抜け出すこと。かのネイマールも決して裕福な家の出身ではなく12歳まではお世辞にも綺麗とは言えない平屋で暮らしていました。その後ネイマールがサントスと契約しまとまったお金を手に入れたことで一家の暮らしは変わっていったそうです。
そんなネイマールは今回のオーストリアとの試合で後半18分に1点を決め、代表通算55ゴール目を記録し、代表通算得点歴代3位となりました。ブラジルの初戦は17日のスイス戦。サッカー大国ブラジルがどんなW杯を見せてくれるのか世界中が注目しています。
コメントを残す