アラブ首長国連邦のドバイの空港は、2014年からイギリス・ロンドンのヒースロー空港を抜いて、国際線旅客数で世界一位となりました。また、アラブ首長国連邦の主な航空会社、エミレーツ航空も人気な航空会社の一つです。そんなアラブ首長国連邦が世界一になる素晴らしい理由をご紹介いたします。
ドバイ空港の実態
世界の経由地
1960年の開業以来、ドバイ空港は着々と規模拡大してきました。現在は第4ターミナルまで拡大され、年間の利用客は9万人と言われています。のシンガポールのチャンギ空港も世界のハブとされていますが、ドバイも同様に、アジアと欧州を、そして南アメリカ大陸とアフリカ大陸を結ぶ連携地点、世界最大のハブ空港です。実際に利用してみると、確かにすれ違う人は世界中から来ているのがよくわかります。色んな国籍がいて、みんなどこから来て、どこへ行くんだろうと夢心地に旅の楽しさを想像してしまいます。
空港の利用しやすさ
空港は24時間稼働しており、フライトが何時に着いたとしても、追い出されることがありません。しかも免税店などもオープンしっぱなしなので、夜中に空港に着いて乗り継ぎまで何時間も待たなければならない時に、すごーく暇ですよね。しかも、空港のWIFI利用時間に制限があるなんて空港も多くあるので意外とすぐにインターネットが利用できなくなって、なかなか何をしようか迷う場合も多いかと思います。そんなときでも、免税店でブラブラ散歩もできますし、お店がほとんど閉まっているような殺風景な他の空港とは異なります。イスラム教国なので、各ターミナルには必ずプレイヤーズルームもあります。買うものはなくとも、周りが明るいだけで、同じようなたくさんの待ち人、旅人が周りにいるだけで、待ち時間の気分が大分違うのではないでしょうか。
エミレーツ航空とは
クラスによって変わる印象
エミレーツ航空は、2017年ワールド・ベストエアラインのランキングで、4位と人気の高い航空会社です。アメニティの良さ、食事内容や多国籍のキャビンスタッフなどが理由の一つですが、その印象は利用するクラスにより大きく変わるようです。ワールド・ベストファーストクラスのランキングでは2位、ビジネスクラスは9位、しかしプレミアムエコノミーとエコノミークラスのランキングでは、トップ10にも入っていません。私は、エコノミークラスを10年前からよく利用しています。でも確かにエミレーツ航空も良い点ばかりではありません。
エコノミーの体験
10年前に利用した際は、もっとサービスの質が良かったイメージですが、最近は若いキャビンスタッフが増えたせいか、多国籍になりすぎたせいか、キャビンスタッフの教育方針を変えたか、本当の理由はわかりませんが、サービスの質が明らかに落ちました。実際に2017年ベスト・キャビンスタッフのランキングでもトップ10入りしていません。ランキング内容を聞けば聞くほど、エミレーツ航空は、お金持ちにしか良いサービスをしていないのではないかと不平等な気持ちになってきますね。キャビンスタッフにお水が欲しいと頼んでももってきてもらえなかったり、不機嫌そうに仕事していたり、消灯時間になると、後ろでキャビンスタッフ同士が大きな声でしゃべっていたり、エコノミークラスにいるとこちらが迷惑に感じることがあります。それでもキャビンスタッフは気にしている様子はありません。おそらく、私の予想は的中していて、お金持ちクラスに大きな投資をして、エコノミークラスが置いてけぼりになっているのがエミレーツ航空の実態だと思います。
利用の価値あり
この通り、アラブ首長国連邦は世界に誇るべき、空港と航空会社の持ち主です。オイルマネーのうるおいは、ドバイの街へ出ればすぐに目にすることができます。もちろんお金持ちで比較的安全な国で、しかも最高の立地にあるのですから、世界は黙っていません。世界規模の空港とはどんなものか、ぜひ、機会があれば利用してみてください。
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